娘2のintel第13世代機(Raptor Lake)は、新規購入した部分はMB、CPU、空冷CPUファン、RAM、M.2(ブートドライブ)、内蔵DVDドライブ(回帰)、PCIe拡張カード(USB-Cを増設)。
他は・・・特に直接目に触れるものは、息子のおさがり。
しかも、旧ユーザーである息子が、自作PCの外観へのこだわりがほとんどなく、ほぼデフォルト構成で使っていたので、Raptor Lakeが完成に近づけば近づくほど、新機を使う娘2よりも今年6月までの息子の姿が浮かんでしまい、製作者の私が謎に心苦しくなることが増えた。
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2024/05/sonsdesktop_renovation03.jpg)
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2022/01/sonspc_mbchange.jpg)
息子が今年6月まで使っていたThermaltake Versa H26 Blackは、2017年に発売されたのに未だに生産が続いているほどのロングランPCケース。
娘2だって、成人後息子と実家で同居していた時期が少しでもあるのだから、しかもこのPCケースを使っていた頃に同居してたから、私の心配性の虫はうずいてしまう。
デスクトップ内部を見せるのか、隠すのか?
近年のデスクトップケースは、左サイドパネルが透明で(強化ガラスなものもある)、MBや光るファンなどが見えるものが多い。
PC内部を見せる気満々って感じ。
息子の初自作の頃は、左サイドパネルが透けてないデスクトップケースの品ぞろえももっと多かったのに。
今でもメーカー謹製のデスクトップPCは(特にビジネスモデル)左サイドパネル透けてないけどね。
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2021/11/20150703_045311012_iOS-768x1024.jpg)
せっかくPC内部を見せる構成のケースを持っていても、コンポーネント部品(MBや内部ファン等)の見た目が微妙だと、「何か思ってたのと違う!」て気持ちになることも。
![しば](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2021/10/img_6922-300x300.png)
そういえば、娘達はファンがゴリゴリに光るPC構成は苦手だったような・・・
そこで、娘2用Raptor Lakeのケースに選んだケーステーマは:
- 外観は黒統一(左サイドパネルに遮光加工)
- 前面ファン2基のみ単色で光らせる
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2024/04/20231023_032051201_iOS-876x1024.jpeg)
ダイソーのPET窓ガラス用シート(45×90cm、ブラック)で、アクリルパネル全面を覆ってみた。
電源オフ時は内部完全に見えない!
貼り方説明書には①貼る面に水を吹き付ける、②シートの上からも水を吹き付けて、定規やへらで気泡を押し出しながら貼る—と書いてあるけど、貼り付けるモノは内部に湿気厳禁なデスクトップケースだ。
アクリルパネルの四隅に両面テープを貼って遮光フィルムを仮止めしてから、縁と継ぎ目を透明ガムテープで貼って固定。
ATX寸全面を覆うのに、1枚半使った。
そして前面ファンは、120mmARGBファンを2基取り付けて、単色で光るようにAura Syncを設定(ASUS専用アプリ”Aumoury Crate”使用)。
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2024/05/20231027_234159534_iOS-851x1024.jpeg)
![しば](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2021/10/img_6922-300x300.png)
ファンや周辺機器を光らせる機能付きMBがあれば、「推し色」自作PC作れるよ!
虹色にするだけが光るPCの楽しみ方ではない
[次ページ] 裏配線におけるマジックテープの貢献度は半端ない!
裏配線におけるマジックテープの貢献度は半端ない!
私が初めて自作PCを組み立てた2018年は、MBに必要な部品を差し、ケースに電源やSATAケーブル接続品を差したの配線は、結束バンドで束ねてまとめるのが主流だった(とPC自作教本に書いてあった)。
結束バンドは、しっかり止まるけど、配線を変えたくなったらニッパーで切って束ね直しが必要。
束ね直しがだるくて、園芸用のビニタイで「仮止め」してから結束バンドで束ねていた記憶がある。
配線=めんどくさい作業 だった。
それが、2022年になると・・・
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2021/10/businesswoman2_idea-1.png)
PC自作のYouTubeチャンネルで、「今はマジックテープでケーブルを束ねる時代」的なものを見て衝撃を受けて、やってみた。
ものすごく、楽!
何度束ね直してもゴミが出ないし、再利用も利く。
(隠してしまう部分だから、マジックテープの色は黒でなくたってかまわないし)
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2020/07/20181124_054104198_iOS-1024x768.jpg)
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2024/04/20231020_232858745_iOS-768x1024.jpeg)
同じケース(Thermaltake Versa H26 Black)かつ同じ電源(玄人志向KRPW-GK750W/90+)を使っているけれど、①ATX電源置き場の隣の3.5インチベイ棚を外す &②マジックテープでケーブル結束 をやってみたら、配線がものすごくスムーズにできた!
GPU無しかつ虹色に光らせる装備(ARGBファンコントローラ)も無しなせいもあるけれど、自分史上最速で配線を終わらせることができた。
最初に「マジックテープでデスクトップPCの配線留めをしてみよう」て思って実行した人、ホントに素晴らしい~!
余談 ~5インチベイ付きデスクトップケースは想像以上に廃れていない
そんなこんなで、11月初旬、娘2転居とともに無事新機納品を済ませた。
今回の製作の中で感じたことが、
5インチベイ付きデスクトップケースはまだまだ需要がある
確かに5インチベイ無しデスクトップケースは、組み上げた時の外観が、5インチベイ付きケース比でかなりカッコイイ。
だが代償も大きい・・・
この種のデスクトップケース、2.5インチドライブ取り付け場所ならばそこそこあるんだけど、3.5インチシャドウベイが電源置き場と隣接しているのだ。
思い起こせば、同じThermaltake VersaのH17やH18でも、3.5インチHDD取り付けは難儀した。
光るファンをつけない構成で組んでたから、3.5インチHDDの取り付けづらさを我慢できてしまっただけ。
![](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2023/02/argb_wiring.jpg)
私が光るファンを何基もつなげているせいもあるのだが、3.5インチHDD周りが過密すぎて、通気性悪い。
最悪、何かあったら発火しそう(震え声)
その反省をもとに、娘2用Raptor Lakeでは、息子おさがりケース(Thermaltake Versa H26)の3.5インチシャドウベイを外し、5インチベイ(光学ドライブの下の段)に「3.5インチHDD変換マウンタ」をかませて3.5インチHDDを取り付けた。
もちろんネジ留め。
配線時に何物にも邪魔されない、3.5インチHDDの安全地帯、それが5インチベイ。
![店員さん](https://shibashouse.com/wp-content/uploads/2022/07/icon_162550_256.jpg)
今、一番安全に3.5インチHDDを取り付けるのなら、5インチベイです。
5インチベイ無しのバエるデスクトップケースを使いたいなら、3.5インチHDDから2.5インチのもの(SSDかHDD)に切り替えるくらいの覚悟を持つのが安全のためです
PCに不調が起きた時、私がふらっと立ち寄って手直しできなくなったからこそ、安全性最優先で組み上げる。
超突貫で組んだから、製作過程の写真を多く残せていないけど、納品し終えてから「やっぱりPC自作は楽しい」と感じられた。
2003年、最初のホームページ立ち上げ。ウェブ日記からブログに移行。ブログは日本語と英語で気ままに書いてます。
このブログは2018年秋からの記事を載せてます。
それより前の記事は、サブブログにあります。
近頃、オオサンショウウオにハマってます♡
コメントを残す