ハッキング(試行のみも含む)されたiPhoneの回復を、携帯ショップや業者さんに頼む場合の手順
Androidスマホと比べてマルウェアからの攻撃を受けにくいと考えられているiPhoneだが、アカウントの保護方式の裏をかけば、Android以上に他人に成りすますことに成功しやすい側面がある。
①乗っ取ろうとするユーザーの電話番号、②乗っ取ろうとするユーザーのApple IDメールアドレス を手に入れ、かつ ③自分用とは別のApple端末を、2台 揃えられれば、Apple IDの真の持ち主でなくとも「パスワードを変更できる」ようなのだ。
せっかく Apple IDの ①電話番号 と②メールアドレス を盗んでも、パスワードも盗むか自分に都合いいように変更できないと、乗っ取りは成功しない。
よって、もしもApple IDをハッキングされてしまった場合、犯人は①Apple端末を自分用の他に2台以上使ったか、②Androidがメインスマホだけど、ハッキングしたApple ID監視のためにApple端末を2台用意した のいずれかの可能性が高まる。
iPhoneはApple IDがハッキングされても、Googleアカウントがハッキングされた時と違って「お知らせメール」は来ないので、Androidと比べてアカウントが攻撃を受けたことに気付きにくいかもしれません。
今回、私はハッキングされたApple IDの「尻尾切り」を自力で行ったけど、携帯ショップ店員さんや設定業者さんにお願いする際は、私がAppleサポートのオペレーターさんと行ったのとは違う手順で事前準備が要る。
携帯ショップや業者さんのところに行く前の準備
- 旧(ハッキングされてしまった)Apple IDのパスワード変更
- iPhone内に保存した写真、動画、音楽、連絡先の類をバックアップ
- 使用している or 使用を続けたいアプリの設定引き継ぎ
Appleサポートセンターに電話して自力回復する場合の「1」と「5」をやって、「2」から「4」は携帯ショップ店員さんや設定業者さんに代行してもらう、のイメージ。
工賃が上がるけど、設定業者さんを選ぶなら消したくないもののバックアップも依頼することはできる。
iPhoneのストレージ内の内容物は、PCに保存する(画像取り込み等)のが手っ取り早いけど、PCを持っていないとか使えない場合は、①iCloudより容量がデカい別のクラウド、 ②USBフラッシュメモリ or 外付けドライブ、 ③SDカード 等にコピーを保存する。
この作業は、携帯ショップを選んだならば、予約日時の時点で完了済みにしておく。※バックアップ取りと携帯ショップや業者さん予約はどちらを先にしてもよい
いざ、携帯ショップや業者さんのもとへ
ここからは私自身が未体験ゾーンなので、比較的おすすめな方法の推論になってしまうけど・・・
携帯ショップ店員さんや、業者さんにiPhoneハッキング被害対応をお願いする際は、下記のことに対する自分の気持ちをしっかり固めて臨むと、幸せになれると思う。
- 絶対に消したくないデータやアプリは何か?
- ハッキング被害に遭ったメールアドレスは、閉鎖したいか?それとも使い続けたいか?
- セキュリティが強化されるためらば、iPhoneがお預かりになっても良いか?
自力で被害を修復する自信がない方は、下手に頑張らずに専門家のところに来てください。
自分で被害を修復できる方でも、家族や友人知人のiPhoneの修復は、請け負わないようにしてください。
専門家でない方は、自分名義のパスワードだけを取り扱う! —が、トラブル回避の肝です
専門家にお願いすれば、予想外に時間かかったり、時にはお金もかかる。だが、DIYを頑張って事故るよりは、「餅は餅屋」だ
2003年、最初のホームページ立ち上げ。ウェブ日記からブログに移行。ブログは日本語と英語で気ままに書いてます。
このブログは2018年秋からの記事を載せてます。
それより前の記事は、サブブログにあります。
近頃、オオサンショウウオにハマってます♡
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