ウォシュレット交換に挑む
旧便座さん(さすがに「たん」とは呼べない)、1991年春から28年(ほんとは震災後にすでに壊れてたんだけど)、お疲れ様・・・
予算は、税抜き2万円未満。
近所の安売り店や、ホームセンター、電気屋さん、いろいろ見た中で、ビックカメラで購入。
新便座さんは、東芝の SCS-T160。
「工事も申し込みますか?」って店員さんに言われたけど、
自力でがんばってみます
って言っちゃった・・・
デスクトップパソコンやスピーカー組み立てられたんだから、Webで取り付け方丁寧に調べて、手順通りにやれば取り付けられるって、ガチで思ってた。
購入時点で、旧便座も取り外し済みだったし。
だが、いざ開封してみると、ウォシュレット取り替えのDIYは、デスクトップPCやスピーカーの1万倍以上難しいことがわかった。
店頭で現物を見ても、チェックしきれてない部分が多々あった。
(1)便座側の給水パイプ取り付け口の直径チェック(旧便座用の口径と同じか違うかの、寸法比べ)
(2)水栓と便座をつなぐ給水パイプ継ぎ目の口径チェック (場合によっては旧便座用分岐配管との互換性がない)
(3)水道の元栓が庭のどこにあるかわからない
(3)は、新便座購入前に、昼間のうちに確認しておけば回避できたかもしれない。
新便座のトリセツにも、【作業を始める前に、水道の元栓を締めましょう】て書いてあったから。
だが、困ったことに日がすっかり落ちてからの作業だったので、水道の元栓がどこにあるかわからぬまま、うっかりサブの地中バルブを締めてしまい(大元の元栓は締められなかった)、トイレタンクに向かうフレキシブル管を外した途端、水栓から鉄砲水が噴き出して、トイレと洗面所と廊下が浸水・・・(´;ω;`)
たとえ旧便座用の分岐配管を目いっぱい締めても、トイレタンクに向かうパイプをつながないと、延々と水が噴き出し続ける!
夫が機転を利かせて、「ホース持ってきて」と私に指示。
庭からホースを持ってきて、先端を風呂場の排水溝に向け、1階トイレにいる夫に渡す。
息子には、水道直し業者さんへの連絡依頼。
私は、漏水を風呂場に逃してる夫の傍らで、トイレタンク用パイプ(新便座付属品)を取り付ける。
噴き出す水をかいくぐってトイレタンク側からパイプを取り付け、本当は新便座用分岐配管パーツをつけるのだけど、ひとまず漏水を止めるためにタンク用パイプ(新)をねじ込み、トイレ内水道栓をより一層がっちり締めてから、便座側パイプ(新)を取り付けた。
水漏れは無事止まったので、盛大に床の水を吸い取った。
バスタオルだけでは吸い取り切れず、新便座の入っていた段ボール箱をつぶして、床の水を吸い取らせた。
この状態で、業者さんが来るまで待つ。
もちろん、新ウォシュレットの電源は入れないし、業者さんが来る前に普通に1階のトイレを使うこともしない。
業者さんに、この取り付け方で使い続けてもOKかどうかの、チェックをしていただく。
業者さん到着は、娘1が帰ってくる前日の夜11時。
「自分でウォシュレットを取り替えようとしたら、トイレの水道栓締めただけでは不足で、床水浸しになりました・・・正しく取り付けられてるか、点検お願いします」と、私、平謝り。
まずは、業者さんと一緒に、水道の元栓の場所確認(元栓締めは業者さんが行った)。
次に、画像の状態になってるトイレ配管を点検していただく。
パッキンを入れ忘れてますね
がーーーーーーーーん
トリセツには、「パッキンを入れてから、金属ネジを締める」としっかり書いてある。
だが、旧便座用パイプも「互換性がない」と分かった時点で外すので精いっぱいだし、新パイプも「とにかく漏水を止めなくちゃ」の一心で、パッキンを入れてからネジ締め・・・に至れなかった。
※ 水道の元栓が締まっていれば、落ち着いてパッキン入れをしてからパイプ交換ができたのかもしれない
水道の元栓を締めた状態で、分岐配管の交換。
分岐配管側にパッキンを入れてから、トイレタンク側、便座側両方の新パイプの金属ネジを改めて締める。
パッキン入れ忘れがあったけど、幸いにも水道管の破損はなかった。
施工費は、ウォシュレット取り付け代として、8000円(税抜き)。
水回りは、ちょっとでも間違いがあると後々厄介だから、たとえやる気になれば自分でできる作業でも、専門家に頼んでね
—と、業者さんは念押しし、それから「(旧便座)よく外せたね~」ということで(?)、お盆明けに清掃工場に持っていこうと思ってた旧便座さんも、サービスで引き取りしてくださった。
[次ページ] DIYおすすめ度
コメントを残す