Shiba's House

WordPress、dot comとdot orgを比べたよ。

最終更新日:09/17/2024

ブログをインストール型WordPressに移行して約1か月。
新システムにも慣れてきた。
ある程度課金してるから、「金の無駄だ」でなく「スキルを購入しているんだ」と感じられるように、しっかり更新するぞ!

んで、まずは2つのWordPressを比べることにした。
第一印象では、インストール型(WP dot org)のほうがレンタル型(WP dot com)より諸機能が優れている・・・ように見えるけど、実際に WP dot orgを使い始めたら、印象はすこ~し変った。

 「2つのWordPress」外観同じでも内装が別物

WordPressドットコムとホスティング型を比較
WordPressドットコムとホスティング型を比較
※ WP dot orgのSSL化(URLをhttps://から始める)は、Let’s EncryptReally Simple SSL(WPプラグイン)で動作確認できました。
しば
しば

図面は、2018年10月現在の比較データ。言い換えれば、このブログをレンタルサーバに引っ越しさせたばかりの頃の様子  ※2024年時点では、Let’s Encryptだけでもhttps:// でWordPressダッシュボードに行ける

We don’t make software for free, we make it for freedom.

実は、WP dot comは、無料を売りにしていない。
無料から「始めることができる」けど、運用期間が長くなってブログが「育ってきたら」より上位のプランにランクアップ(課金)してほしい・・・と運営は言ってるのだ。

レンタルサーバのWordPressに、Jetpack無料版をインストールして、Jetpackに接続したところ

WP dot orgは、無料版といえども、「完全に無料」では運用できない。
完全に無料で始められるのは、WP dot comの無料プラン
WP dot comの課金プランページには書いてないけど、【WP dot org無料プラン 独自ドメイン(=自分の好きなURL)+小容量レンタルサーバ】が、費用効率的には「パーソナル」(無料含めて下から2番目のWP dot com課金プラン)と「プレミアム」(上から2番目のWP dot com課金プラン)の間に位置する。
WP dot comを「好きなドメインでやりたい!」と思うだけで「パーソナル」への課金が必要だし、同じ「パーソナル」内でも、WP dot comお勧め(Automattic社提供?)ドメインを買うのと、他のドメイン業者で買うのとでは、支払額は微妙に変わってくる。
そしてセキュリティ面は、たとえレンタルサーバで無料や廉価の独自SSLを使えるようになっていても、商用(=店、会社、団体など)サイト、役所のサイトなどでは、2000円/月くらいからのクラスのセキュリティ証明書を購読するのが安心。

WordPress. com課金プランを使ってみて思ったこと

1世代前の静的ウェブサイトに使っていたレンタルサーバが期限終了したのを待って、WP comに避難所的運用していた「しばんち.jp」を「パーソナル」に格上げして、独自ドメインを引いたのが2015年7月。
年額4800円で、WP com経由よりも安いドメインを引いて、たくさん写真載せて、すごく楽しく更新してきたよ。※当時の価格です
最初に取ったドメインは、「とにかく安く!」と思って、300円未満/年の「.top」にしたんだけど、2年目以降割高になっちゃったから、昨年「.comドメイン650円セール」の時に現ドメインを3年契約(約3000いくらか/3年)で買って、URL変更。
「ドメイン〇〇〇円セール」のセール価格は、複数年契約で買っても、初年度だけ。
2年目以降定価に戻る・・・は、覚えとかなきゃホント損する!

しば
しば

激安ドメインが爆安なのは取得後1年間だけ。練習用とか短期間だけ使うWebサイト向き

ちなみに、「.com ドメイン+200GBのレンタルサーバ1年契約」で、年間支出が12000円前後で、「WP dot com プレミアム(900円/月、11800円/年、定価)」より少し高いけどメディアストレージ容量が約15倍・・・の計算。

・・・とはいえ、WP.comの有料版は、メディアストレージ容量は減るけどJetpack標準搭載で、セキュリティ管理部分は丸っと運営にお任せできます

ウェブサイトメンテ業者さん
ウェブサイトメンテ業者さん

※2024年時点で、メディアストレージ容量拡張「のみ」の追加課金プラン(アドオン扱い)が出ました

しば
しば

6年前からあったのかもしれないけど、最近まで気付かなかった。独自ドメインいらんし、セキュリティチェックやメンテナンスを自力でやるの辛い(でもブログは続けたい)勢には、痒い所に手が届くプラン

ブログ運営の皮算用

WP dot org向けのレンタルサーバをどこで借りる?とか、ドメインをどこで買う?・・・は、論じてるブログがたくさんあるから、ここでは比較するのを避けるけど、

  1. 費用
  2. 設定工程数
  3. コンピュータ関連予備知識

—の3点から、(WP dot orgとWP dot comでは)どんなタイプの人にどちらのWordPressが向いてるかを考えるよ。

この記事では、「WordPressシリーズでブログやウェブサイト作るなら・・・」の観点で文面書いたり図表作ってるけど、ブログ(サービス)全体とか、ブログでないのまで含めてウェブ全体で考えたら、また変わってくると思う。

しば
しば

無料ブログサービスも、いろんなの使ってきた。今閉めちゃったのまで含めると、ライブドアブログと、Seesaaブログを、比較的長く使った。
WordPress.comのアカウントを作ったのも、元はといえば英語版ブログ向け。

ちなみに、「PCに詳しくない」だけが当てはまる方々は、制作会社さんに外注するのが一番手堅く、ベン図の完全外側のカテゴリ(お金十分かけられる、設定完了を急がない、PCにそれなりに詳しいを全て満たす)の方々なら、鯖焼いて(=自作サーバを構築して)、固定IPアドレスを設置して、VPN当てて・・・といった沼が眼下に広がるよ。
試行錯誤を楽しむことができるのならば、挑戦する価値あり?

余談・・・

ブログってど~にも長続きしない。何書いていいかわかんない。ツイッターなら書けるのに。ツイッター大好きだ♡ だがツイッターだけではツイッターに何かあった時に不安

・・・な方(ベン図の3つの円が全部交わる部分)は、どうしたら?
ベン図だと、各種SNS集約用のLP(ランディングページ:1ページだけの静的サイト)を作る・・・を書いたけど、これは2018年秋時点での私の意見。
今はSNS各種のプロフ欄に「〇〇もやってます(アカウント名)」「■■もやってます(アカウント名)」の羅列でも事足りるようになってきたし、PCで見るよりもモバイルで見る前提になってる感強いな。
つぶやきツールだって、ツイッター(今ではX)以外のものも出てきてるし。

しば
しば

SNSと比べて、ブログは圧倒的にタイパでは不利。
だけど、「引用しやすい」とか「最新でない記事をカテゴリやタグ検索等で掘って読める」のは、ブログの利点だと感じる

 

 

 

 

 

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