「オンラインでもできることはオンラインでやれ!」の大号令の4月
4月(新会計年度)になると、3月とは見える景色が全く変わってしまった。
マスクをしたり、念入りな手洗いや手消毒だけでは新型コロナを防ぎきれず、ウィルスキャリアーさんと握手や世間話だけでもうつってしまうことがわかると、今までのコミュニケーションスタイルとか、生活文化の部分までが、新型コロナに蝕まれてしまったなぁ😢 と思う。
学校も通常授業できず、オンライン授業や課題プリント対応。
塾や習い事の教室、図書館、エンタメ系のイベント(3月からすでに中止になっている)、次々に休業や中止。
観光地も休業。
はじめは大都市とその周辺だけだった「緊急事態宣言」も、やがて全国へ。
生き延びるための不便ならば、仕方ない
—と、みんなが自身に念じて耐えがたきを耐えている感。
そんな中で、「オンライン○○」とか「在宅勤務」は、「今無症状で発熱もしてなくて他の不定愁訴なくても、おたがいにウィルスキャリアーかもしれない。だから対面しなければ自分が誰からか新型コロナをうつされる恐れと、誰かにうつしてしまう恐れを同時に解消できる」ことを狙っての大号令と感じる。
我が家の「オンライン○○」大号令で生活スタイルが変わったのは、息子と娘2。
息子は、学会発表が【史上初・オンライン学会】になり、自室からノートPCでリモートプレゼン(Webカメラは内蔵されている)。
就活もWeb面接で、アパートでスーツ着用でPC前に座って、画面の向こうの面接官と問答。
娘2は4月中旬頃から在宅勤務になり、職場のノートPCを借りてきて自宅の無線LANにつなぎ、和室にて在宅勤務。
夫は・・・今は自学課題の指示をし、提出されたものを添削等してるようだが、「授業動画を作っていただけるとよいですね~」と言われたとのこと。
私は・・・・・・個人レベルではSlackとか動画作り、デジタルデータでの課題のやり取りをやってみたいけど、今の学校制度だと、物理面とプライバシー面の壁が高すぎて厳しい。かりに実践すれば背徳になってしまう。
下記に挙げる「3つの壁」が強力に立ちはだかっているからだ。
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「1人1デバイス」が児童生徒、教員の両方で達成できているとは限らない
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児童生徒、教員互いの家庭が、それなりに強いインターネット接続環境を備えているとは限らない
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児童生徒、教員とも、学校ドメインのメルアド(=MicrosoftやGoogleのアカウント)を発行されていない
私はbeforeコロナの2014年からオンライン英会話を始めたり、2016年からは通信制大学にも通っているが、そのおかげか、「新型コロナのせいで休校だ/在宅勤務だ💦装備整えなくちゃ!あ~どうしよう・・・」と焦らずに済んだ。
家族には「COMルーム」と呼ばれる私の仕事部屋は、オンライン英会話や在宅ビデオ会議などの時に部屋内装が写り込んでも気にならないような内装にしているし( ´∀` )
だが、新型コロナをきっかけに急遽オンライン○○を始めるとなると、オンライン授業普及を妨げる3つの壁を速攻で乗り越えたり、創意工夫で何とか対応するにも、達成度の個人差が大きすぎる。
「壁」の種類 | 在宅勤務での克服法 | 在宅授業(通学制学校)での克服法 |
1の壁 | ◎:会社で使っているPCを貸し出しする | 😕 :授業を事前録画 [ 教員側 ] 😕 :快適さを追い求めたら、発信側のPCにはエグイレベルの(物理的)スペックが必要 |
2の壁 | ◎:パケット消費量の少ない勤怠管理法を用いる(メールが一番手堅い?) 😕 :社員専用サイト活用 |
◎:パケット消費量の少ない方法で自学(教員自作プリントや児童生徒購入済みの副教材が一番手堅い)
:-?:授業動画を見るのもギガ残量との闘い [ 生徒側 ] |
3の壁 | ◎:社員用メールアドレス割り当てor 業務連絡用メールアドレス届け出で対応済み | ▲: 学級担任/教科担任と生徒でチャットルームを建てる(Slackが一番プライバシー伏せられる、LINEが普及率最高) |
【アイコンの見方】 ▲:上長許可必要 😕 :個人差大きい ◎:対応可能
会社だと、従業員は入社前にメールでのやりとりや基本的なPCアプリの使い方は練習済みの前提で業務のオンライン化を進められるが、学校はこの部分の個人差・設備格差がとんでもなく大きい。
特に就学間もない頃からオンライン授業・・・となると、家庭内にそれなりのインターネット送受信設備を整えなければならないし、機器の使い方の練習から始めなければならないし、下手すると家庭内に強力なインターネット環境を揃えることで家計を強力に圧迫したりもする(しばんちパターン)。
アメリカは小学校からホームスクーリングシステムがあるとはbeforeコロナから知ってはいたが・・・以下、保育園・幼稚園学齢からのホームスクール
[blogcard url=”https://www.homeschoolacademy.com/”]
次々と店頭から消えるパソコン周辺機器
「オンラインでできることはオンラインでやれ大号令」を初めて感じたのは、04/01。
水戸で新型コロナ患者が出てしまったのを機に、息子の春休みを強制終了し、「別荘(大学のそばのアパートの事)」に車で送り届ける。
新型コロナ終息迄
- 息子は、帰省しない
- 私(や夫等)は、息子のアパートに入らない
—の誓いを立てた。
その時に息子が「Webカメラがない!実家に持って行って、実家で使った覚えもあるのに・・・(もし見つかったら宅急便で送るか所用の時に届けて)」と焦っていたので、私が「宅急便送料と家で探す時間と届けるためのガソリン代が不毛(-_-)」と返し、Webカメラを新たに買いに行くことにした。
R6沿いの電気屋さんをいくつか回り、見つからなければネットで買おう!と決めて車を走らせる。
運よく2件目でWebカメラをゲットすることができたが、それが今のところ、店頭でWebカメラを見た最後。
(画像はアマゾンよりお借りしました)
Webカメラがマスクのように品切れがデフォルトになったのは、あくまで序章。
日が経つごとに、次々とパソコン周辺機器が店頭から消えてゆく。
在宅勤務推奨の大号令で、次はヘッドセットが消えることは容易に察しがついた。
ヘッドセットが消えたらば、マイクも消えるだろう(ZOOMミーティングは、なぜかヘッドセットしないのが不思議)—実際消えた。
ヘッドセットの次に、Bluetoothキーボードも売り切れた!
Bluetoothキーボード???
タブレットやスマホで、PCのように長文を入力せざるを得ない人達が押し寄せてるなぁ、と察し。
激安ノートパソコンは、むしろ在庫あるのだ。
(激安・・・ということは、処理速度がスマホに負けてるかもしれない恐れ)
[blogcard url=”https://www.so-ra-no-i-ro.com/entry/donki-jibun-pc-3-20180526″]
参考までに、激安ノートPCの仕様一覧を載せてみた。
スマホに勝っているのは、穴(USBスロット)の数とディスプレイの大きさ、キーボードがついていることで、内部部品性能はかなりの確率でスマホのほうがよりよいものを使ってる。
こんな感じじゃ、U18でPC欲しくなるのは、PCでこそできることの沼にハマった勢だけ → 環境面デジタルデバイド拡大
オンライン英会話やってる感では、互いにメールアドレスとか、何かのアカウント名とかのデジタルプロフィールを交換すれば、学校の授業もオンライン化可能なんだが、私個人的には「3の壁(児童生徒、教員の学校用メールアドレス発行、割り当てがない)」が日本の学校の授業オンライン化を妨げるラスボスだと考える。
殊に、低年齢の児童生徒用の学校用メールアドレスを発行、割り当てする際、子ども達は(1)いつからメーラーの操作練習を始めるか (2)いつからメール文面の書き方作法を学び始めるか (3)園児名義の学校(実際は保育園や幼稚園)用メールアドレスはどう扱われるのか —の具体策を出さないと、対バイオテロで持続可能な学校システムは、始めようにも始められない。
力ずくで始めるとなると、禁じ手(=教員と児童生徒が私的にメールアドレスを交換)を使わざるを得ない。

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