患者以外の同居家族は、とにかく丸1週間無症状で逃げ切れるかが鍵
夫は新型コロナが5類になった後に本物に罹患したのだが、市のウェブサイトや相談センターのオペレーターさんが勧める「新型コロナにかかってしまった時の、患者家族の療養法」は、2類だった昨年までとほとんど同じだった。
5類になって、COCOAアプリもサービス終了となり、患者の同居家族を濃厚接触者と呼ぶこともなくなったけれど、それでも、2021年9月の「ピンデミック自主隔離」の時に保健所から要請された【厳格感染防止策】は健在だった。
(以下、全部書き上げてみる)
- 1日3回検温
- 室内でもマスクをする
- 家族と寝室を分けて、できるだけ共有スペース(リビングなど)で過ごさないようにする
- 外出禁止(例外は体調変調で病院受診をする時)
- トイレは、用を足す度に便座、水を流すレバー、ドアノブを除菌
- 入浴やシャワーは、使用後に浴室を除菌(家族内で最後に使うのが望ましい)
- 洗濯物は家族のものとは分け洗い(ビニール袋に入れて口を縛り、丸3日間おいてから洗濯機に入れる)
- 料理は、するならば自分の分だけ作る
- 家族同士でも、自宅隔離期間は直接話さず、電話やLINEなどでのコミュニケーションにする
変更点を上げるとしたら、(4)を解除するためや体調変調時の「PCR検査受検」がなくなったこと(=体調変調したら、抗原検査をしてからかかりつけ医等の病院受診、に変更)と、患者家族用自宅隔離期間を終えた後に登校や出勤を再開する際の「PCR検査陰性証明」が不要になったことくらい。
COCOAアプリがあった頃は、患者本人は「発症後最短10日間」の療養・隔離で濃厚接触者(同居でなくてもなりうる)は「患者の発症2日前から数えて丸5日間」の自宅待機が、それぞれ保健所から命じられていた。
上のような画面を解除するために、自宅待機期間終了後のPCR検査陰性証明が必要だった。※もしも陽性だと、家族からうつった以外の新規感染
新型コロナが5類になった今は、患者本人は「発症翌日~5日間、及び症状軽快後24時間程度の外出自粛、かつ発症後10日間経過するまではマスク着用や、高齢者などとの接触を控える」だが、厚生労働省は、患者の同居家族については、特に触れていない。(無症状である限りは登校や通勤をしようと思えば続けられる)※引用ソースは下記に
コロナ5類移行後の療養期間”発症翌日から5日間推奨” 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230414/k10014038421000.html
それでも、水戸市のホームページでは「身近な方が陽性者となられた方へ」と題して、罹患者の発症日から数えて7日目までは発症可能性があるので【配慮】をすることを勧めている。
まぁ、【配慮】は実のところ、2類時代の厳格自主隔離と同じことをオペレーターから求められたけど。
相手が新型コロナ(しかもオミクロンシリーズとも違うやつ、対応ワクチンも現時点では開発中)だから、罹患者の同居家族が丸1週間無症状で逃げ切るには、ここまでやるか?レベルの感染予防対策をするほうが後々後悔せずに済む。
「ここまでやるか?」レベル(我が家で息子と私がやったのは夫が陽性判定出た翌日からの実質5日間)の最終日は、息子と私で【逃げ切り昼食会(ファミレスでお昼)】をするぐらいに安堵した。
新型コロナ患者の「濃厚接触者」としての特定がなくなります from 水戸市ホームページ
https://www.city.mito.lg.jp/site/covid19/48666.html
もしかして、「ニューノーマル」の真意は、新型コロナが5類になった後でも、2類時代にしていた諸対策を「常識・当然のこと」(=norm)として行い続ける・・・なのではないか?と邪推してしまうよ(震え声)
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