「パソコン組んでみるよ。」シリーズの17~19は、組み始めてから「完成(自分用は構成固定されて本格使用開始、家族用は組んだPCを引き渡しを以て完成とする)」するまでが数字通りではない。
諸事情により2台を並行して組み立て及びセットアップをしている。
息子帰宅で役目を終えたサブPCを前に、とある野望
一昨年までの目論見では、息子は昨年4月から就職する予定だった。
おそらく県外勤務になって、住民票も移すであろうと思っていた。
だが、コロナ禍(1年目)という運命の悪戯あって、研究を続けることになった。
大学も2020年度はオンライン授業主体(教授と職員しかキャンパス敷地に入れなかった)だったので、「オンライン授業なのにさらに家賃やユーティリティ費まで払うのか?!(無理だ)」と目の前が真っ暗になった。
3月初旬に「別荘(息子の住んでたアパート、家賃2万/月)」を引き払い、父母の寝室の名残を残った息子の部屋を、研究で籠れるように模様替え。
息子が「別荘」で研究用に使っていたサブ機は役目を終え、とある野望を抱いて私が譲り受けた。
その野望とは:
Chromium OS入りPCを自作して、職場に置く
※Chromium:Chrome OSのオープンソース版(無料だけど保証無し)的OS
2021年は奇しくも「GIGAスクール元年」、この年高校に入学する世代から、学校指定PCを全員持つように指示される(貸与は、基本ない)。
3月末や4月初めの電気屋さんのパソコン売り場は、新高1生と思しき親子連れでごった返し、店員さんも説明に必死の様相。
Chromebook(Chrome OS入りノートPC。Chrome OS入りタブレット含む)を指定する公立高校が多く、私にとっても他人事でない。
現職場は今のところ「(Chromebook、iPad、Windows)どれでもよい」になっているが、万一Chromebookを指定する職場に転勤になった時に備えて、Chrome OSの操作練習をしたいと考えるようになった。
Chromium OS入り自作PCの要件は、Windows 11とは逆で「MBの世代の新しさの上限」が存在する。
そのためか、3月下旬~4月にかけては、最新のintel MBやCPUが「第10世代価格こなれてきた、第11世代出るぞ~」と宣伝している中で、第9世代のMBとCPU価格が高止まり、あるいはダフりさえした。
息子サブ機は丸っと譲り受け、ケース、CPU、CPUファンを交換。
ちなみにCPUを交換することを「殻割り」と言って、自作だとあまり感じないのだけど、メーカー製PCのセルフ改造でこれをやると、メーカー保証が利かなくなるし、失敗すれば元のCPUやMBが破損する。
修理スタッフさんの中には嫌がる方もいる程度に、積極的に推奨されない作業。
(ただしいくつかの機能は制限される)
息子はコレにサイズ虎徹MK2(無印)を載せて使っていたのだけど、私は自分のデスクトップは光らせたい派なので、Novonestのサイドフロー型空冷をポチった(だって安くてよく冷えるもん。取り付けるのむずいけど)。
バックパネル+ネジ式でなく、円形土台をMBにつけてから、円形土台にある出っ張りに引っ掛けて取り付けるタイプ。
透明なプッシュピンを外したい時は、ラジオペンチが要った。
出っ張りが1つしかないほうが上と下になるように取り付ける。
輪っかを付け終えても、肝心のヒートシンクがうまくはまらず、CPUグリス塗った後に何度かやり直ししたりして・・・(写真は撮ったけど没にした)・・・どうにかヒートシンクを付け終わった頃にはすっかり疲労困憊してて、
こんなことも(滝汗)
それでも、CPUファンさえつけ終われば、あとはやったことある作業だし、「このPCは青統一で光らせよう」て野望も浮かんだりする。
そして「CloudReadyで古いPCをChromebook化」みたいなサイトを参考にしてインストールを試みるのだが・・・
失敗し、最後はおとなしくUbuntuのみをインストールした。
息子サブ機よ、お前は今日からUbuntuだ。
ついでに言うと、CloudReadyを入れた(中古)PCは、ChromebookーAndroid連携 な感じで、個人利用のみ無料(サポート無し)。※企業用、学校用は有料で製造元サポート付き
PCショップの修理・BTOスタッフさんにも相談してみて知ったのだが、CloudReadyは「メーカー製の」intel第9世代までの型落ちPCにChrome/Chromium OS機能を搭載して延命させるためのOS?だそうだ。
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