しば2号機製作工程
(15-2) ベイ内の配置決め |
(15-3) CPUとCPUクーラー、ケースファンを取り付ける。 |
(15-4) 「あどれさぶるRGB配線」初挑戦! |
★(15-5) OS入ってないけど、検品 ←イマココ |
(15-6) とりあえず、Windowsをインストール。 |
(15-7) まさかのパーツ不足・・・ |
(15-8) 光るPCはサイドパネルが透けてりゃいいってわけじゃない。 |
自作PCを「検品」するってどういうこと?
平たく言うと、専門家に見てもらうこと。
趣味でPC自作をする人にとっての身近な専門家は、PCショップの(修理部門の)店員さん、PC修理屋さんのスタッフなど。
要は、PCの点検やら修理で売上を得ている人達。
趣味人と専門家の一番の違いは、それで売上(や利益)を得ているかどうかなんでね。
今回は、M/Bに(1) CPUとCPUファン、(2) ケースファン、(3)システムディスク(SSD)、(4) ブルーレイドライブ をつないだ状態でPCショップに持って行った。
困った症状は、
M/B付属のUEFIインストールまではどうにかできたが、ディスプレイに何も映らない
デスクトップPCにとって、ディスプレイに何も映らないのは、次の作業に進めないことになる。
自分でなんとかしようとしていじり壊すのは避けたくて、店員さんに助けを求めた。
点検結果は・・・
ATX24ピンケーブルの差し込みが甘かった
店員さんが差し込み具合を一つひとつチェックしていって見つけてくださり、ATX24ピンを差し直したら、無事通電、ディスプレイもUEFI設定画面が映るようになった。
今回は、配線ミスはなくて、単にATX24ピンの差し込みが甘いのみだったが、自作PCは、「実は望ましくない配線方法」をしていたり、取り付け位置が間違っていたりしても、ディスプレイに見たいものがちゃんと映ってると、ミスに気付かずそのまま使い込んでしまう危険もはらんでいる。
メーカー製PCだと、店に出荷する前に工場で何度も検品・点検をして、保証をつける作業をするけれど(フェイルセーフとか、フールプルーフってやつか?)、自作PCは「やった~!動いた」でメーカー製PCなら当然行う工程を知らぬ間にスキップしてしまい、部品の寿命を縮めたり、最悪の場合火が出たりする。
火が出てしまっては、PC自作を楽しむどころではなくなってしまうから、完成した自作PCを安全に長く使うためにも、私は「本格的に使い始める前の検品」にこだわっている。
ちなみに、M/BにCPU、CPUクーラー、RAM(メモリ板)、電源、ディスプレイ、(マウス、キーボード)のみが接続されている状態を「最小構成」と呼ぶよ。OSは入ってなくて構わない。極端なハナシ、ケースに収まっている必要もない
「検品」するタイミングは?
- 取り付けや配線の途中で手詰まった時
- 取り付け、配線は終わったがディスプレイに何も映らない時
- 取り付けと配線を終え、OSインストール終了直後
メーカー製PCが店頭販売されてる状態を自作機でやる・・・と考えると、私が自作機を「検品」するタイミングは3パターン。
初号機は(3)のタイミングでPCショップで見てもらった時に、CPUクーラーの取り付け角度が間違っていたことがわかった。
3年前に組んだ初号機(現・娘2使用機)の、サイズ虎徹Mark Ⅱ、サイドフロータイプの空冷CPUファン。
本体(ヒートシンク部)がケースの前面や背面と平行になるように設置するのが正しい、ファンの向きも大事で、前面側から吸気して、背面側へと排気させるようにファン取り付け。
はじめは、コレを本体横向きで取り付けてしまった!
それでもディスプレイにはUEFIだのWinodwsだの映ったから・・・そのまま使い続けていたらどうなっていただろう??? ※想像したくない
今回は(2)タイミングで「検品」したけれど、(1)タイミングでPCショップ店員さんに見てもらうのは悪くない、むしろ望ましい対処法だし、組み上げをギブアップ(追加料金を払って店員さんによるBTO PCを手にすることになる)したとしても決して恥ではないとさえ思う。
むしろ、OSインストールまで順調に組み上がった時に、使いたい構成まで一気に仕上げる(GPU載せる、拡張パーツ載せる、使いたいアプリを全部インストールしきる、CPUをオーバークロックする等)のを我慢して、真っ新なWindowsの段階でショップ店員さんに見てもらうほうが大切。
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