初自作のデスクトップは、2号機を組み始める時点で、すでに娘2に譲ってしまっていた。
しかも、仕事も立て込んでいたし、「何でもオンライン化」みたいな流れの中で、withコロナ時代以降の「ネット上でどうふるまうか」みたいなものが完全迷走していて、ツイッターとかインスタなど、ネットで発信する場所にログインすること自体がなかったし、ノートPCがあるので、なぜだか不便だと思わなかった。
それでも、「自分専用デスクトップがないままでいると、仕事や大学の課題を進めるのに差し障りが生じる」とは感じていたから、自分用デスクトップを新しく組む腹づもりではいた。
ただ、構成を考える皮算用が、前回より長くて、かつ考え中の時期にネットのどこにも書き込まなかっただけ。
「パソコン組んでみるよ。(15)」は、「15-1」が前書きで、15-2から15-8までが組み上げ工程だよ。
★ (15-2) ベイ内の配置決め ←イマココ |
(15-3) CPUとCPUクーラー、ケースファンを取り付ける。 |
(15-4) 「あどれさぶるRGB配線」初挑戦! |
(15-5) OS入ってないけど、検品。 |
(15-6) とりあえず、Windowsをインストール。 |
(15-7) まさかのパーツ不足・・・ |
(15-8) 光るPCはサイドパネルが透けてりゃいいってわけじゃない。 |
2台目デスクトップの条件としては:
(1) 予算、本体分20万以下(2) 2020年6月時点での最新版(3) CPUは、intel Core i7。(4) 虹色ファンで内部を光らせる(5) 使い続けられるパーツは再利用(6) M.2でなくて、2.5インチSSD |
どの条件も、譲れないんだぜ!
一番迷ったのは、ケース。
ケースの条件として、「5インチベイ付き」が外せなかった。
このところ、5インチベイ無しタイプのカッコイイ外観のPCケースがすごく多くて困った。
5インチベイ無しタイプは、通算2台目自作機(使用者:娘1)で経験済みなのだけど、USBで外付けするタイプのDVDドライブって、普段は差さないでいて、使いたい時だけUSBジャックに差して使う・・・て使い方だと、認識があまりスムーズでなかった。
しかも、バスパワー仕様(PCからUSBケーブルで給電)だと、途中で電力不足になって音楽CDだと再生が止まってしまったこともあった(娘1用には、外付けDVDドライブと同じメーカー製のACアダプタもセットして進呈した)んで、私の中で、外付け光学ディスクドライブ全般の印象がよくない。
だから、多少外観のおしゃれ度が下がっても、5インチベイ内蔵タイプがよい♪
す~る~と、PCケースの選択肢はかなり絞られてくる。
しかも、M/BやCPUが初号機比で明らかに高くつくの明白だし、Windows OSもライセンスを購入し直し・・・で、PCケース予算は 税込み5000円以内 に設定。
だが、税込み5000円以内のPCケースは、ネットを見ても数えるほど。
税込み5000円、て条件を満たしているものは、Micro-ATXサイズ(私が組もうとしているもののM/Bサイズより小さい)だったり、アマゾンでも取り扱い終了してしまっていたり、リサイクルショップさんのビミョーな(前ユーザーがカスタマイズ済みの)内部構造だったり、UIが思い切り古臭かったり・・・
既視感しかない。
まさかの、息子とお揃い?!
黒ならば、完全一致で、電源入れない状態だとどっちがどっちのデスクトップか見分けがつかない恐れもある。
不慣れ感を禁じ得なかったが、白にした。
白のほうが、安かったし・・・
せめて構成くらいは、息子とおそろは嫌、オリジナリティ出したい。
CPUやM/Bの世代が違うし、虹色ファンで光らせるし・・・
仕様書では、前面に120mmファンを2基つけられると書いてあるのに、商品画像では1基しかついてない理由は、フロントパネルを外してみてわかった。
初期設定では、2基目のファン取り付けスペースは、小さな鉄板で塞がれている
先代モデル(Thermaltake Versa H25)は外観かっこよくないけど、「前面はファン2基つけられるよ」ってことがわかりやすかったなぁ。
※ファンによっては、突起にうまくはまらない場合もあるけど・・・それでも、「前面に2つつけられるよ」ってことは一目見てわかるぞ
Versa H26は、前面のファンはすべてネジ留め式なので、この点は先代モデルの反省が生かされていると思う。
◆ドライブベイの場所確認をするよ。
5インチベイ付きのPCケースでは、大抵、電源ボタンの下に5インチベイがある。
5インチベイに収める機器は、フロントパネルを付けたときにユーザーの目に見えるから、5インチベイは「オープンベイ」と呼ばれたりもする。
5インチベイには、光学ディスクドライブ以外のものも取り付けることができる。
「大は小を兼ねる」なのだが、光学ディスクドライブより小さな機器を取り付ける時は、変換マウンタ というパーツを併用して、入れたい機器がぐらつかないようにする。
昨年秋、柏の某電気屋さんで、長尾製作所謹製・N-MT501(5インチベイ2段分に2.5インチや3.5インチドライブを積める)に一目惚れしてお持ち帰りしたものを、ここで投入!
5インチベイに5インチよりも小さなドライブを置けば、密回避で放熱効果もUP。
この上に、ブルーレイドライブが付く。
フロントパネルをはめた時、Blu-Rayドライブが出張らず、かつ凹みすぎずに収まるように、位置合わせをする。
初号機や息子のWindows機で愛用した 5インチベイ小物入れ は、つけないことにした。
◆ケーブルの這わせ方の構想を練るよ。
自作PCでは 裏配線 が圧倒的主流なので、M/Bの裏側にケーブルがびっしり這うことになる。
ケーブル各種が絡まらないように・・・等の理由で、結束バンドでところどころを束ねて配線の整理をするんだけど、これがまた何度やっても慣れることは決してない。
Thermaltake Versa H25の、マザーボード裏面の様子。
ケーブルの束が太くなってしまうと、サイドパネルをはめられなくなる。
後継モデル・Versa H26のマザーボード裏。
「HDDーSSD」と刻印されたトレイのようなものがついている場所が、3.5インチシャドウベイ。
その向かって右側は、ATX電源置き場。
初号機から使用の3ピンLEDファン(虹色に光るけど、光り方は揃わない)だけを通している時点では裏配線しやすそうだけど・・・ ※配線の詳細は、(15-7)にて
同じモデルのケース、息子はWindows / Linux のデュアルブートで、Windowsは2.5インチSSD、Linuxは3.5インチHDDにシステムディスクを分け、他にもう1つデータ用の3.5インチHDDを積んでるんで、フルプラグインATX電源(使わないケーブルを外せるタイプ)を使っても、配線がかなり混み合っている。
対して、メーカー謹製の完成済みデスクトップPCは、ユーザーが自力でケースを開けられない仕様にしてあったり、仮に開けたらばメーカー保証が受けられないようになっていたりする。
メーカー保証期間が過ぎていて、かつ下取りに出す予定とか、M/Bがヘタってしまった等で動かなくなったデスクトップのケースを開けてみると・・・
ケンカ売ってんのかゴルァ・・・ 👿
みたいなメカニックさんの怒号が聞こえてきそうな勢いの、「表配線」
そういえば、電源ボックスがケース上部にある自作向けデスクトップケースって、ないかもしれん。
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