Shiba's House

スピーカー作ってみるよ。(6-1)ドックスピーカーをエンクロージャから作るという暴挙

スピーカー自作記事は、これまでに1組目で記事3本、2組目で記事2本書いているけど、まさか「3組目」を作ることになるとは、コロナ禍前には想像しなかった。
それでも、3組目のスピーカーを作ることへの「種」は、脳内に撒かれていた。
娘2が愛用している、ウォークマン用ドックスピーカー・「SonyのRDP-NWG400B」が終売しているのが理由。

しば
しば

①ウォークマンを気軽にポン差しして流せる、②置き場所可変想定、③不調起きても、壊れた部品だけ取り替えて長く使える —を全部満たすスピーカーを作るぞ~!

構想は、2年前からあった

きっかけは、これに憧れたのだ!

内部を開けられる設計だから、不調が起きた時は、中を開けて壊れた部品だけ取り替えれば、電子ゴミを減らせそうだなぁ・・・と。
実際は以下の理由で挫折した。

  1.  アクティブスピーカー用のアンプ基盤の取り扱いに不安を覚えた。(半田づけ箇所もあるだろうし)
  2.  USB充電式にするための、蓄電池パーツの取り付けが難しそうに思えた。そもそも回路図を読めない!
  3.  手持ちの木工工具が限られている。(配信者さん並みに電動木工工具を揃える段階で、デスクトップ1台組めるんじゃね?レベルの機材への初期投資が必要)
  4.  作業のために占有できる部屋空間がない。

楽しそうだが、代償も少なくない「魔改造」

検索すればゴロゴロ出てくる、「ダ〇〇ー300円スピーカーの音質向上のための云々」系動画。
個人の楽しみや学習のためにひっそりと(=動画や画像などをインターネットにUPすることなく、の意味)行うのならば自己責任で・・・なのだろうけど、電気屋店員さんは、断じておすすめしない(実際に質問してみました、以下回答)。

店員さん
店員さん

たとえ100円ショップが出しているものであっても、家電品をユーザー自身が分解して改造することは、安全性の面でやめましょう。
どうしても自作をしたいのなら、自作用や修理用に売られている部品を買って作りましょう!

殊に、100円ショップさんやリサイクルショップのジャンク品スピーカーで、Bluetooth仕様のものを箱開けする時は、まず、届出をしなければならない。※届出するにも、一定の資格が必要

総務省電波利用ポータル 「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/exp-sp/index.htm

私は、よく行く電気屋の店員さんの回答を聞いて、100円ショップさん系スピーカー魔改造タイプのドックスピーカー自作を諦めた。
未練が浮かんだ時は、「技適」について調べまくった。
店で買った家電品は、業者でない者が分解した時点で「技適」が無効になってしまう模様。
しかも、100円ショップさんスピーカーの「箱」を変更して音質の変化を云々は、厳密には「実験」で、DIYにカウントすることは「法律上」できない。
色々めんどくさいし、「餅は餅屋」領域でもある。

[次ページ]  自作スピーカー、広義と狭義ではやることの違いは雲泥の差

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