スピーカー自作記事は、これまでに1組目で記事3本、2組目で記事2本書いているけど、まさか「3組目」を作ることになるとは、コロナ禍前には想像しなかった。
それでも、3組目のスピーカーを作ることへの「種」は、脳内に撒かれていた。
娘2が愛用している、ウォークマン用ドックスピーカー・「SonyのRDP-NWG400B」が終売しているのが理由。

①ウォークマンを気軽にポン差しして流せる、②置き場所可変想定、③不調起きても、壊れた部品だけ取り替えて長く使える —を全部満たすスピーカーを作るぞ~!
構想は、2年前からあった
きっかけは、これに憧れたのだ!
内部を開けられる設計だから、不調が起きた時は、中を開けて壊れた部品だけ取り替えれば、電子ゴミを減らせそうだなぁ・・・と。
実際は以下の理由で挫折した。
- アクティブスピーカー用のアンプ基盤の取り扱いに不安を覚えた。(半田づけ箇所もあるだろうし)
- USB充電式にするための、蓄電池パーツの取り付けが難しそうに思えた。そもそも回路図を読めない!
- 手持ちの木工工具が限られている。(配信者さん並みに電動木工工具を揃える段階で、デスクトップ1台組めるんじゃね?レベルの機材への初期投資が必要)
- 作業のために占有できる部屋空間がない。
楽しそうだが、代償も少なくない「魔改造」
検索すればゴロゴロ出てくる、「ダ〇〇ー300円スピーカーの音質向上のための云々」系動画。
個人の楽しみや学習のためにひっそりと(=動画や画像などをインターネットにUPすることなく、の意味)行うのならば自己責任で・・・なのだろうけど、電気屋店員さんは、断じておすすめしない(実際に質問してみました、以下回答)。

たとえ100円ショップが出しているものであっても、家電品をユーザー自身が分解して改造することは、安全性の面でやめましょう。
どうしても自作をしたいのなら、自作用や修理用に売られている部品を買って作りましょう!
殊に、100円ショップさんやリサイクルショップのジャンク品スピーカーで、Bluetooth仕様のものを箱開けする時は、まず、届出をしなければならない。※届出するにも、一定の資格が必要
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/exp-sp/index.htm
私は、よく行く電気屋の店員さんの回答を聞いて、100円ショップさん系スピーカー魔改造タイプのドックスピーカー自作を諦めた。
未練が浮かんだ時は、「技適」について調べまくった。
店で買った家電品は、業者でない者が分解した時点で「技適」が無効になってしまう模様。
しかも、100円ショップさんスピーカーの「箱」を変更して音質の変化を云々は、厳密には「実験」で、DIYにカウントすることは「法律上」できない。
色々めんどくさいし、「餅は餅屋」領域でもある。
[次ページ] 自作スピーカー、広義と狭義ではやることの違いは雲泥の差
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