「機種変する」と決めたら、次のスマホを何にするか決める。
脱・iPhoneするって選択肢を選んでもいいんだけど、しなかった。
なんたって、ヘタしたらiPhoneは廉価ノートPCよりも処理速度が速いから。
他にも、
-
ストレージにパーティションがないから、アプリの起動や諸動作がスムーズ
-
自分の居場所セキュリティを守れる
—の理由で、またiPhoneにすることにした。
そして、次に使うiPhoneの条件は:
-
128GBより大きなストレージ
-
今の時点で最新のチップ搭載
-
iPhone SE 128GBと近い金額の月割り端末代
以上を全て満たせる端末として、iPhone XR 256GBモデルの一択!
(そういえば、iPhoneの機種変、新機種出てからでなくて、「新機種出てから半年以上1年未満経過した頃」が圧倒的に多い)
スマホ機種変は金額の張る買い物だから、私の場合、新機種が気になり始めてからは慎重に価格や性能のリサーチをし、「機種変する!」と決めてからは、ショップ選びから契約まで「思い立ったが吉日」でやってしまうスタイル。
機種変後に購入するスマホが決まったら、旧端末(iPhone SE)の工場出荷時状態への初期化と、初期化した旧端末の手放し方を考える。
さすがにiOSアップデートがあと1回しか適用できないんで、現金で受け取れる買い取り額は、昨年と比べたら半分くらいまで下がってしまっていた。
※1 今月初旬で、13000円くらい。2018/06は、SIMフリー/SIMロック解除済みだとMAXで28000円
そこで、au アップグレードプログラム でSEたんの残債計算をしてみたら、旧端末(SEたん)を店員さんの目の前でフォーマットし、XRを受け取るのと引き換えに機種変したauショップに置いていくことで、半年後に3万ちょっと超えるくらいの額をauウォレットポイントで受け取れることがわかった。
※2 付属品なくてもポイント還元額を受け取れます
旧端末の手放し方が決まったら、購入店決め。
iPhone XR 256GBの店頭在庫があるauショップを探しまくる。
できれば地元で決めたかったけど、地元はみんな Sold Out状態(予約待ち)。
今回は、たまたま千葉県に出かける予定があったので、たとえ県外でも所用用務地のauショップにダメ元で「iPhone XR 256GBの在庫ありますか?」の電話もした。
そのくらい必死に店頭在庫を探した。
電話した時に「イエローのが1台だけ残ってます」との情報を得たので、そのラスイチのXRたんを予約した。
よって今回は、家から離れた土地での新iPhone受け取りになるのだ。
「買い取りに出す(売却)」と「アップグレードプログラム」の違い
世代落ち度合いが大きくなったスマホを償却した時の買取金額が、リサイクルショップで買い取り<アップグレードプログラム になったことを考えると、単なる不用品処分でのモノとお金の流れシステムとは違う方式で回っているのかなぁ?・・・と感じるのだ。
アップグレードプログラムを使うと、新端末ゲットと引き換えに旧機を店に渡さなきゃならなくて、だけど何代も世代落ちしたSEたんで中古ガジェット買取店の2倍以上の額をポイント還元してくれるもんで、一瞬「返金額の決め方は、質預かりベースなのか?!」て思ったりもした。
そこで、買い取りと質入れの違いを調べてみたよ。
端末代の分割払いを完済できてないスマホ(リサイクルショップだと「赤ロム」になってしまうやつ)をアップグレードプログラムに出すことは、所有権を放棄することと引き換えに電話会社が払ってくれる・・・ってことなのか?
期日までに借入金+利息を返さないと質草を手放さなければならない(=質流れ)が質取引の基本形ならば、「アップグレードプログラム」は質預かり(=質入れ)ではないぽいなぁ。
それにしてもなぜ、何代も型落ちしてるスマホをリサイクルショップや中古ショップに売った時の2倍くらいを、ポイントバックでもらえるんだろう???
ココに、からくりが書いてあった。
買取と似て非なるものに「下取り」もあるが、下取りは、単純に新機種購入に伴って旧機を手放すことだけど(売却益は手放すモノの残りの資産価値による)、アップグレードプログラムは、下取りに様々な縛りがついている(条件付きで売却物の資産価値をアップさせる)。
自力で買取店を探せば、手放そうとする旧機の買取値を交渉することができる(=あくまで間接的に)けど、メーカー下取り・販売店下取りだと、買取値交渉ができなかったりする。
しかもアップグレードプログラムだと、売却益を即受け取りできない (´;ω;`)ウッ…
つまり、どこで(どうやって)売るのが得?
スマホに限らず、ある程度値の張る大切なものを手放してお金を得る方法は、主に次の4通り:
-
近所のリサイクルショップで売る(単純買取)
-
販売店や提供元(Appleストア)で下取り
-
専門業者・特別詳しい買取店で売る(店舗持ち込みと、宅配買取。デカいものだと出張買取も選択肢入り)
-
個人取引で売る(オークション出品、メルカリ出品含む)
「お金を受け取れる早さ(横軸)」と「受け取れる金額(縦軸)」で考えると、こんな感じ(買取に出す品物を取り戻さない前提)
注1:④個人取引は、公務員にとっては要注意(買い手になることのみ可、売り手になることは不可)
注2:販売店下取りと、リサイクルショップで買取に出すでは、常に買取金額がこのグラフ通りとは限らない。「リサイクルショップだと買取拒否されるものでも、販売店ならば引取してくれる」ことがあるので、買取金額をより高めにグラフ化した。
注3:専門業者・特別詳しい店で買取には「一括見積買取サイト経由」も含む。一括見積買取サイトは、自分で買取に出す店を選ばないと取引が始まらない分、お金を受け取る時期が遅くなる・・・と考えて、横軸は中央より左に丸を配置した。
注4:「携帯会社の機種変応援プログラム」は、広い意味では販売店下取りなのだが、売却益を増やすためにいろいろな条件を満たさなければならないのと、即売却益を得られないので(売却益は、新品を買うための値引きを含む)、別の座標に配置した。
注5:「質入れ」は、「品物を担保にして借金をする」行為(=借りたお金と利息を返して、担保にした品物も取り戻して取引終了)なので、グラフに載せていない。
要は、スマホを機種変更して、旧機を手放そうとする時の「お得感」は、ただ高値がつけばそれでいいのではなくて、
① 即現金受け取りを優先するか
② 受け取り時期が遅くなっても、高額払い戻しを優先するか
で決まるのだろうなぁ。
うちの子ども達もみんなauだけど、近年はアップグレードプログラムは使わずに、リサイクルショップとか、パソコンショップの中古買取に出して、即現金受け取りにしてきてる。
ただ、iPhoneは年々端末代金がエグイレベルで値上がりしてるから、私は今回、4年ぶりに(5Sから6Plusへの機種変の時以来)「アップグレードプログラム」を使った。
PCショップの中古買取 13000円即金 vs auアップグレードプログラム 31000ポイント 半年後
—で、たとえ受け取りが半年後でも、auアップグレードプログラムが、私の中で勝利したのだ。
それからというものの、善は急げでSEたんをフォーマットし、これからお迎えするXRたん用のケースも事前購入して、機種変当日に備えた。
コメントを残す