Shiba's House

#レアジョブ レッスンルームをホントに快適に使うための環境設定

レアジョブの、レッスンルーム。
昨年末に比べると、対応してる先生は増えてきてる感じ。
昨年11/28に正式リリースされて、PC編とモバイル編とで使い勝手のレビューをしたけど、約半年経って、レッスンルームに対する印象は、微妙に変わった。

 

上の表は、「先生と生徒が、どんな機器をどんな方法でインターネットに繋いでレッスンをするか」の環境と、通話音質(ビデオ画質含む)についてまとめたもの。
レッスンルーム使用時のトーク音質(ビデオ画質)を「声が途切れないか?」「ビデオがコマ落ちしないか?」の印象で、5段階評価した。(下記は記号の意味)

◎:最適

〇:まあまあ適

△:ギリギリ許容範囲

▲:安定度が残念

×:途中で処理落ち有

(注1)△と▲の違いは:「△」はビデオOFFならOKだが、ビデオにコマ落ちが見られるで、「▲」はビデオOFF音声のみでも、通話は途切れないが時たま音声が乱れることがある
(注2)Smartphone も、厳密には「Wi-FiにつないだiPhone」「4G(内部SIM)のiPhone」「Wi-FiにつないだAndroid」「4G(内部SIM)のAndroid」に分かれる
(注3)PCも、デスクトップかノートか、CPU型番やグラフィックボード有無、搭載メモリ容量なども考慮すれば評価順位は変わる

 

 

上の表を作る過程で思ったことは、

「レッスンルームで受講」なら、PCが前提

 

—ぶっちゃけ、スマホのレッスンルームで受講は、PCを修理に出している間などの「緊急時に限る」感じ。
しかも、◎、〇・・・が多い端末環境下でさえ、端末接続形態やインターネットプロバイダの通信状況でかなりの差が出てしまうのだ。

自宅でMacBook (Pro 2017、Core i5, 2.3GHz)のインターネットの速度テストをしてみたの図。※Speedtest by Ooklaを使用
インターネットの速度が「速い」「遅い」は、ダウンロード、アップロードの数値だけ見て安心してはいけない。
レッスンルームみたいに、1つの画面が複数の複雑な動きをしたり処理をしたりする場合は、Ping値 が小さければ小さいほど回線が安定するのだ。
ガチゲーマーだと、「Ping値1ケタにしないとゲームで勝利できない~」と言ってあれこれハードウェア面の装備にいそしむけど、レアジョブレッスンルームも、ビデオONでかつレッスン途中で絶対回線落ちないようにしたいなら、正直なところ、ゲーミングモデルPC的な接続法が必要になってくると思う。

ちなみに、他の環境でのPing値は、MacBook×ネットカフェのWi-Fi接続で15、自宅のWindowsデスクトップ×有線LAN Cat 6ケーブル30m(1階居間から2階書斎に引き回し)で6、iPhone×自宅Wi-Fi5GHzで8(4G LTEだと29)—だった。
同時接続しているデジタル機器の台数が少ないほど、Ping値は小さくなる傾向。
「6」とか「8」は、家にいるのが自分一人で、自分のPCやスマホだけがネットにつながっている時に記録した数値。

 

今月初旬、自宅で、ノートPC×無線LAN 5GHz帯を使ってとあるブクマ済み先生とレッスンをしていて、レッスンルームでのレッスンが25分持たずに処理落ちした。

残り時間8分の時に通話が切れて、何度「再接続」をクリックしてもつながることはなかった。
レッスンルームの特性上、双方がネットにつながってないと(レッスンルーム入室していないと)、チャットをすることさえできない。
その時は、先生と私の両方ともPCを使っていたけれど、私のほうがノートPC×無線LANだった。
私側のハードウェア環境を整えれば回避できた問題、と捉えたから、あえて不具合報告を出さなかった。

 

レアジョブサイトのレッスンルーム説明書きページには「内蔵マイク、スピーカーがあるならば、外部ヘッドセット不要」と書いてあるが、接続している機器との相性問題を考慮に入れても、PCであっても有線ヘッドセットも必須!
理由は

(1) 外付けWebカメラについてくる内蔵マイクは、周辺ノイズも拾ってしまう

(2) Bluetoothイヤホンやヘッドセットだと、音声が遅れて届くことがある

有線イヤホンやヘッドセットの「線(ケーブル)は、音声シグナルを相手に伝える時に、ノイズをブロックしてくれる。
対してBluetooth(無線)イヤホンやヘッドセットは、Bluetoothでつながっている部分の距離が長くなると音声遅延が起きやすくなる。
内蔵マイクは、MacのiSightカメラについてくるものは、特価の片耳インカムよりも高音質。
だが、外付けのWindows用Webカメラの内蔵マイクの音質は、概してかなり残念。
周囲の雑音を拾いまくって、iPhoneの内蔵マイクのほうがマシなくらいだ。

 

 

私にとっては正直なところ、「論外」な、モバイル用レッスンルームアプリの使い心地。
スマホ×自宅Wi-Fiだと何とか動作したが、自宅外でスマホ×4Gだと、教材ページ開きながら・・・とかとても無理で、チャットボックスも使わずにフリートーキング・・・が精いっぱい。
実は、モバイルレッスンルームレビューの記事をUPして以来、使ってない。
家の外でMacBook+iPhoneテザリングでPC版レッスンルームで受講したことが一度あるけど、回線の安定度は完全に先生側のPC周辺環境次第(要するに、博打)。
以後、レッスンルーム対応の先生でも、家の外でレッスンを受けることが内定すれば、Skypeでの受講で予約している。

だが、私が酷評しまくっているレッスンルームモバイルのスマホアプリにも、メリットはある。

通話記録(レッスン受講記録)をスマホに残らないようにできる

Skype for iOS / Androidは、基本的にMicrosoftアカウントに紐付けされた携帯番号で使う想定で作られている。
違う携帯番号を持つスマホで、同じMicrosoftアカウント下のSkypeをインストールすることが、実質できない(2018/06現在)。
加えて近頃のiPhoneは、Skype for iOSからの着信履歴も「電話」の着信履歴にカウントされるので、Skype通話記録を伏せたい人は、Skypeでのレッスンが終わったらその都度、しらみつぶしにSkype通話履歴を消去する必要があるのだ。
レッスンルームだと、このチマチマ作業から解放される。
あるいは、Skypeアプリを使わないことにして、スマホのストレージを増やすことができる?

最後に、もしもPC故障して修理中などで、レッスンに使える端末がガチにスマホしかない場合や、本当にPCを持っていない(=母艦なし)の場合は、Wi-Fiにつなぐ機器をレッスンルームにアクセスするスマホ1台だけに絞れば、いける(理論値的)—と思う。

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