今回の魔境作業こぼれ話
せっかく奮闘したのだから、アクセス不能になる前よりも見場をよくしたり、サイトヘルス値を向上させたい・・・とか、野望を抱いてしまったドMな私。
野望を抱いて行った作業をリストアップ。
- テスト環境(注1)も一応は残す
- Open Graph系のプラグインを削除 (念のため)
- 有料プラグインへのアカウント登録状況を再チェック
- バックアップ系プラグインの精選
1.の(注1)
https時代にあえてhttpの非公開エリアを作ってるイメージ。取り扱いは難しい
2.の作業を行った理由
ウェブページ上部に(どのページを映しても)「Warning! Facebookのメタタグに無効な値」的なエラーメッセージがトップページだけに出ていたが、Open Graphタグ(FBやXなどのSNSにブログ記事を添付する時にでかいサムネイル画像付きで記事を埋め込める機能を添付する)との相性が悪かったためな模様。
意を決してOpen Graphタグ系のプラグインを削除したらきれいに直った。
3.の工程を要した理由
WordPressが諸事情によりページ表示やログイン不能になって、エラーを直すために「クリーンインストール(サーバから削除して、その後再インストール)」をすると、有料プラグインのライセンスは、無効になるものと継続できるものとに分かれる。
有料プラグインのパッケージzipファイルをダウンロードしたものが残っていても、最新版とよりバージョンが古いと「Fatal Error」を起こしてログイン不能になる場合がある。
以下、具体的事例
a) 「アカウントを作れば(メルアドを登録し、パスワードも入れる)」以前購入したライセンスをリストア可能:Really Simple SSL Pro、Word Balloon Pro永続版、年払い版(2024/04時点)特にReally Simple SSL Proは、更新日近くにメールで知らせてくれてクレカ引き落とし。
入金が反映されていて、WordPress管理画面に接続できていれば、Really Simple SSLのサイトにログインして、過去に購入したライセンスコードを閲覧、プラグインにコピペできる。
WordBallon Pro永続版及び年払い版は、販売サイトにログインするためのパスワードが、購入時のメールに記載されている。
「パスワードを忘れた」で照会やリセット機能がないので、購入直後に来るメールはフラグなどで保護して目立つようにしておくと、ライセンスコードを照会できる。
(諦めて年払い版を購入したら、永続版購入時のライセンスがサーバに残っていて、永続版ライセンスリストア及び年払い版キャンセルに成功した)
b) 2022年にダウンロードした「Word Balloon Pro(永続版)1ライセンス用」は、当時は永続版(買い切り)のみだった記憶。消える前のバックアップデータはWord Balloon Pro永続版を使って記事を書いていた。再インストールに際し、テスト環境にもWord Balloonをインストールしてみたが、無料版で登録できるアイコンが3種から5種に増え、Pro版はライセンス単位での永続版のみでなく、年払い版を選べるようになっていた。Pro版はzipパッケージをダウンロード方式ではなく、メルアドを届けて入金すると、無料版内部で機能開放されるスタイル。
c) バックアップデータは、どのプラグインで作ったものかで形式が違うし、バックアップ系アプリを複数入れている場合は、プラグインによって復元成功率に差があることを発見。
All-in-One WP MigrationとUPDraft Plusを比べた場合、UPDraft Plusのバックアップデータをインポートしたら(All-in-One WP Migrationは未インストール)、Fatal Errorの白画面で、ログインもページ表示も不能に陥った。
長年記事を書き溜めていたり、大量に写真や動画がある場合は、All-in-One WP Migrationに無制限版を課金しておくのが手堅い。
無料版のみで行おうとすると、FTPアップロードとPHPMyAdminが必須で、ことにデータベース(PHPMyAdmin)は手作業でコード修正を要する。
なお、バックアッププラグインは、データをバックアップするのが得意なものと、データベースをバックアップするのが得意なものがある。
All-in-One WP Migrationの無制限版は、2020/01/30に購入歴があったので、zipファイルをアップロードしてみたが、最新の無料版とバージョンが合わずFatal Error→現行無制限版を再購入(しかも、2020は永続版だったものが2024には年払い版になっていた)してようやくバックアップデータのインストールができるようになった。
自力でがんばってデータベース類をひどく破壊してしまうよりは、「餅は餅屋」ですよ
メディアストレージ容量当たりの費用効率を選ぶか、自力でセキュリティ面のメンテナンスをしなくて済むタイパを取るか?—の選択かなぁ、ぶろぐの切り盛りって。
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